「ノロウイルスが変異、免疫持たず大流行のおそれ」

 

■高齢者や乳幼児を中心に激しいおう吐や下痢を引き起こすノロウイルスが変異し、ヒトが免疫を持たない新たなウイルスとなり、秋以降も新たなウイルスが主流となった場合には、例年にない大きな流行になる可能性があるようです。

ウイルスは、変異によって新たなタイプが出てくると、ヒトがそれまでに獲得した免疫が役に立たなくなるため、感染する人が増え大きな流行になるおそれがあります。

対策としては、患者のおう吐物や便などウイルスで汚染された物に触った手などを介して口から感染するため、患者のおう吐物や便を処理する時には、マスクや手袋をして次亜塩素酸ナトリウムを含む市販の漂白剤などを使って消毒する必要があります。

症状が出ない人もいるため、飲食店などで食中毒を防ぐには、調理や配膳の際に流水と石けんによる手洗いを徹底したり使い捨ての手袋を使ったりすることなどが重要です。

これは、昨年(2015年)の冬にテレビ、新聞などで紹介された記事です。実際に、私のお客様でも突然にノロウィルスの発症者が出てしまい、急きょ「次亜塩素酸水」のご注文をいただいたこともありました。ノロウィルスの流行は、11月ごろから始まり翌年の1月がピークになりますが、年間を通じての対応策が必要だと考えます。

 

正しい知識をもとにした対応策が必要とされ、爆発的な感染を防ぐことにつながると考えます。そこで、ノロウィルスの特徴、その対応策、有効な機器、薬剤をご紹介したいと思います。

 

 

ノロウィルス豆知識

■ノロウイルスとは人の小腸粘膜で増殖するウイルスです。少量のウイルス(100個以下)でも発症し感染力のとても強いウイルスで保育園や高齢者施設など集団生活の場では、感染がひろがり集団発生を引き起こしやすいといえます。

■嘔吐物には、1~10万個/1g のウィルスが存在します。また、便では、約10億個/1g のウィルスが存在します。100個のウィルスで感染すると言われているので、便 0.0000001gで感染。

■12時間~24時間で突発的に発症、症状としては、嘔吐、下痢、腹痛(高熱は少ない)多くは1日から2日で改善します。ただし免疫の低下した老人や乳幼児では長引くことがあり、死亡した例(吐瀉物を喉に詰まらせることによる窒息、誤嚥性肺炎による死亡転帰)も報告されている。
下痢やおう吐が続いた場合は乳幼児や高齢者は脱水症状を起こす場合があるので水分補給につとめ、早めに医療機関を受診が必要です。

■感染経路

(1)人から人への感染
ノロウイルス感染者の吐物・便の中にノロウイルスが含まれています。ウイルウスが手などについて口から感染する場合や吐物の飛沫から感染する場合があります。患者の便・吐物から空気中のちりや埃にくっついて感染を広げます。実際に掃除機のゴミからの感染の恐れがあります。
(2)人から食品、そして食品から人への感染
食品取扱者の手を介してウイルスが食品につき、それを食べて感染することがあります。
(3)食品から人への感染
生や中心部の加熱が不十分なカキなど、二枚貝を生で食べることによって感染します。

■予防

ウイルス性のものに対しては流行期の手洗いと患者との濃厚な接触を避けることが感染予防のポイントです。

(1)最も有効な対策は手洗いです。トイレを使用した後、調理の前、食事の前には必ず手を洗いましょう。石けんと流水で30秒以上かけて良く手を洗いましょう。手拭は、共用タオルの使用はさけペーパータオルなどを使用します。
(2)部屋やトイレで吐いた場合は、部屋の換気を十分に行いながら、吐物をふき取り、ふき取ったあとを塩素系消毒剤で消毒します。下痢や吐物を処理するときは素手でさわらず使い捨てビニール手袋と使い捨てマスクなどを使用しましょう。
(3)汚れた下着や床などは次亜塩素酸ナトリウム(家庭用漂白剤)などの塩素系消毒薬を使用して消毒します。
(4)食品を介した感染を防止するためには、手洗いを充分に行うこと、食品を十分に加熱することが効果的です。他にも手指や調理器具などの洗浄・消毒を厳守し、生野菜などは十分に水洗いしましょう。

 

■加熱によるノロウィルスの不活性化

85℃1分間以上、60℃10分間以上、50℃30分間以上でも不活性化。

 

厚生労働省ノロウィルの基礎知識

 

■ノロウィルス対策に酸性電解水(次亜塩素酸水)は有効に使えます。

臨床的にも使いやすく、環境にやさしい、老人保健施設・保育園・飲食店などでも。

財団法人機能水研究振興財団

 

1、手洗い:酸性電解水の流水による30秒以上の手洗いが効果的です。東京都食品安全情報評価委員会でも

酸性電解水による手洗い(もみ洗いとすすぎ)効果を報告しています。通常の手洗い後、酸性電解水で洗うとより効果的です。

2、うがい:水道水でうがいをするときと同じようにうがいします。口に含むと独特の違和感がありますが、特別の

問題は生じません。ただし、異常を感じられたときは中止をおすすめします。

3、体の清拭:できればぬるま湯程度に温めた酸性電解水でまず体表面が濡れるよう拭いた後、酸性電解水で絞った

清潔なタオルなどで一方通行でふき取ってください。嘔吐物や便で汚れている場合はそれらを取り除いてから酸性電解

水を利用してください。

4、トイレ、床その他の室内環境の清拭:酸性電解水をかけるか噴霧によって濡れるようにし、2,3分おいてからふき取

ります(一方通行で)。流し台も同様です。ただし、多量の嘔吐物や便で汚れているときは、酸性電解水だけで処理するのは

危険です。汚物は手袋(ゴムやビニール)をして扱い、厚労省が薦める処置(ノロウィルス対策Q&A)をした後、後始末に

酸性電解水を上述のように使います。

5、器具、机など:4の場合と同様の処理をします。緊急処置として洗濯機の洗濯槽を酸性電解水で洗うこともできます。

ただし、洗った後水道水ですすぎをきちんと行ってください。

6、衣服など:飛沫などによりノロウィルス汚染した場合、応急処置として酸性電解水をかけるか噴霧して濡らした

後、次亜塩素酸ナトリウム液で処理してください。

7、食材・食器:酸性電解水の流水中で十分に洗浄します。

 

■次亜塩素酸水による予防

 

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