細菌とウィルスの違いについて

感染症を引き起こす主な病原体は、細菌、ウィルスです。これらの病原体の違いについて理解しておくことは、感染症の予防と言う観点から有益です。

 

大きさ

細菌:0.2~10μm(マイクロメートル)1㎛は1mmの 1/1000

ウィルス:20~100㎚(ナノメートル)1㎚は1㎛の 1/1000(細菌の1/10~1/200程度の大きさ。)

構造

細菌:細胞を持ち自己複製能力を持った単細胞生物。

ウィルス:タンパク質の外殻と内部に遺伝子(DNA、RNA)を持った単純構造の微生物。

増殖

細菌:適切な環境下(栄養分と水分)では、細胞分裂で自己増殖できます。

ウィルス:単独では増殖できない。他の生物内で増殖します。

主な病原体

細菌:ブドウ球菌、大腸菌、サルモネラ菌、緑膿菌等

ウィルス:ノロウィルス、ロタウィルス、インフルエンザウィルス、アデノウィルス等

 

治療

細菌:例外はありますが、一般的にはペニシリンなどの抗生物質が有効です。

ウィルス:抗生物質は効果がありません。一部インフルエンザウィルスなどに有効な抗ウィルス剤があります。

ワクチンは弱毒化したウィルスを体内に入れ免疫力を高め、実際に感染したときに急激にウィルスが増殖するのを抑えます。

その他、様々な深刻な感染症のウィルスについてはワクチン開発中、若しくは無いのが現状です。

 

予防

細菌感染症:まず第一に体を清潔に保つことです。そして細菌に負けないよう免疫力を低下させないことが大切です。

免疫を低下させないためには、十分な睡眠、栄養バランスのとれた食事、適度な運動、規則ただしい生活等が有効です。

ウィルス感染:帰宅時に「うがい」と「手洗い」が大切です。部屋の換気。低温、低湿の環境を避けましょう。(ウィルスは低温、低湿を好みます)

 

 

参考: (株)東朋微生物研究所 http://www.toholab.co.jp/info/archive/1834/

大幸薬品 健康情報局 http://www.seirogan.co.jp/fun/infection-control/infection/dengerous_pathogen.html

 

 

 

 

 

 

 

 

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